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【mixcloud】Bud Powell – The Amazing Bud Powell

1年ぶりくらいになりますかね・・・「Mixcloud」へ、昔作った自作コンピレーションCDの音源をミックスし直して、アップしてみました。

今回のCDテーマは、バド・パウエル(Bud Powell)。
CDに書かれた文字を確認すると、2003年に編集したものですね。

元音源は、いつも通り「24bit Remasterd by RVG」です。
先日亡くなった名エンジニア、ルディ・ヴァン・ゲルダー(Rudy Van Gelder)への追悼の意を込めて。

【mixcloud】Bud Powell – The Amazing Bud Powell [RVGJ-9501]

00:00 01. Un Poco Loco
04:43 02. A Night In Tunisia
08:54 03. Parisian Thoroughfare
12:18 04. Wail
15:19 05. 52nd Street Theme
18:05 06. Ornithology
20:26 07. Reets And I
22:54 08. Collard Greens And Black-Eye Peas
25:54 09. Glass Enclosure
28:16 10. Blue Pearl
32:02 11. Bud On Buch
34:33 12. Buster Rides Again
40:02 13. Marmalade
44:30 14. John’s Abby
50:08 15. Cleopatra’s Dream
54:32 16. Duid Deed
59:39 17. Crossin’ The Channel
63:07 18. Comin’ Up





BN4140 Joe Henderson – Page One (Blue Note)

Joe Henderson – Page One Blue Note BST-84140

Page One / Joe Henderson Blue Note BST-84140

大好きなアルバム。
このCDを聴いていると、部屋の温度が2度位下がるような、爽やかな雰囲気に包まれます。

共演するケニー・ドーハム(Kenny Dorham)は、自作曲2曲(「BLUE BOSSA」、「LA MESHA」)に加え、ジャケット裏の解説まで担当する力の入れよう。

いろいろ書物(何かは失念!)を読んでいると、おもしろい経緯が分かりました。

最初は何と、ジョー・ヘンダーソンがケニーの演奏に惚れ込み、ケニーと同じように演奏したくて練習を重ね、遂には弟子入りを果たしたようなのです。

この辺りは、マイルス・デイヴィス(Miles Davis)がチャーリー・パーカー(Charlie Parker)に惚れ込み、弟子入りした経緯と同じようですね。

つまり、ジョー・ヘンダーソンの電磁波パルスの様に予測不可能な演奏のルーツには、ケニーの演奏も混じっているという事になります。

ジョー自身のインタビュー(出所は失念)では、
「(共演時には、)息継ぎからアクセントのつけ方まで、そっくりに吹くことが出来た。」
というお話を読んだことがあります。

・・・なんだかこの辺りは、クリフォード・ブラウン(Clifford Brown)と、ソニー・ロリンズ(Sonny Rollins)の関係に似ていますね。

そうして様々なスタイルを身に付けたジョーさんの事を、『ジャズのあらゆるスタイルが含まれている』を評するサックス奏者がいる程です(誰かは失念)。

●Page One / Joe Henderson Blue Note BST-84140

01. Blue Bossa (Kenny Dorham) 8:00
02. La Mesha (Kenny Dorham) 9:06
03. Homestretch (Joe Henderson) 4:12

04. Recorda Me (Joe Henderson) 5:59
05. Jinrikisha (Joe Henderson) 7:22
06. Out of the Night (Joe Henderson) 7:23

Kenny Dorham (tp) Joe Henderson (ts)
McCoy Tyner (p) Butch Warren (b) Pete LaRoca (ds)

June 3, 1963 at Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ.

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